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太良町歴史民俗資料館

更新日:2025年12月9日
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お知らせ

講演会 「太良の生き物ヒトとなり~多良山系の森で眠るヤマネ “ 夜 ” 話~」 の開催について

 みんなの分校実行委員会(代表:後藤隆太郎(佐賀大学理工学部))は、伊福地区の国登録有形文化財「中野家住宅」において、下記日程にて「太良の生き物ヒトとなり~多良山系の森で眠るヤマネ “ 夜 ” 話~」の演題で、講演会を開催いたします。

 

 ヤマネは日本固有の哺乳類で、国の天然記念物に指定されています。佐賀県内では、ここ太良町にあります多良山系でのみ生息が確認されています。夜行性で樹上性のため、普段は目にする機会がほとんどありません。


 本講演では、ヤマネとはどんな生き物なのか、なぜ多良山系でしか見られないのか、そして、その研究から何がわかってきたのかを、夜に活動するヤマネの動画も交えながら紹介します。


 この地域の自然を身近に感じていただくきっかけとなるかと思いますので、ぜひご参加ください



 【開催日】  令和7年12月13日(土) 


 【会  場】  中野家住宅(太良町大字伊福地内)


 【日  程】  14:30 開場

         15:00 開会

          15:05~16:30 

          「太良の生き物ヒトとなり~多良山系の森で眠るヤマネ “ 夜 ” 話~」 

           講師:佐賀大学農学部 教授 徳田 誠

   

 【申込方法】 申し込み不要


 【ご 注 意】  駐車場に限りがありますので、なるべく乗り合わせの上、ご来場ください。


 チラシデータ (PDFファイル; 579KB)


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企画展 「有明海の恵み ~藤津の漁業と水運~」 の開催について

 令和7年12月9日から令和8年3月29日まで、鹿島市民文化ホール(通称:SAKURAS)において、企画展「有明海の恵み~藤津の漁業と水運~」が開催されます。

 この企画展は、太良町歴史民俗資料館も共催しており、タイラギ漁に活用されていた当館の貴重な展示資料である「潜水カブトと潜水服」を出張展示いたします。また、連携展示として有明海に浮かぶ「沖ノ島」についてのパネル展示を、当館にて行ないます。

 当地区に面している有明海で行われてきた漁業及び水運についての展示をとおして、有明海の豊かな自然の恵みや地域の密接な関わりを感じていただければと思いますので、ぜひご来場ください



【開催期間】

 令和7年12月9日(火)~令和8年3月29日(日) 

 ※月曜日、祝日の翌日、12月28日~1月4日は休館日です。


【入場料】

 無料


【主催】
 鹿島市教育委員会


【共 催】
 嬉野市教育委員会、太良町教育委員会、鹿島市、鹿島市干潟交流館「なな海」


【会 場】  

 鹿島市民文化ホール(SAKURAS)・ふるさと資料館(佐賀県鹿島市大字納富分2643番地1)

 嬉野市歴史民俗資料館、太良町歴史民俗資料館でも本企画展示を行っています。


【主な展示資料】
 ・スボカキ、ダンベー、オシイタ等の漁労具(鹿島市教育委員会蔵)

 ・肥前国風土記、天草陶石、塩田川河口出土の人骨(嬉野市教育委員会蔵)

 ・潜水用のカブト(太良町教育委員会蔵)


【講 座】

 前期:令和8年1月17日(土曜日) 14:00~15:50

 後期:令和8年1月31日(土曜日) 14:00~15:50

 〇 事前申込、参加費 : 不要

 〇 会場 : 鹿島市民文化ホール 交流ラウンジ

 ※各30分ほどの講座の後に、40分程度の展示解説を行います。


【スタンプラリー】

 鹿島市民文化ホール、鹿島市干潟交流館、嬉野市歴史民俗資料館、太良町歴史民俗資料館に配置されたいるスタンプ・シールを、チラシ裏の台紙に揃えた方へ、各館で認定証を授与します。認定証は、受け取る施設や時期によって内容が異なりますので、是非ともすべての館を周ってください。


【チラシデータ】 

 表面 (PDFファイル; 367KB)  裏面 (PDFファイル; 368KB) 


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テレビ放映について(お知らせ)

 12月11日(木)の午後8時15分より、NHK九州・沖縄地区(NHK総合)で、『映像タイムマシーン「九州沖縄の年末年始スペシャル」』が放送されます。

 博多華丸・大吉さんがMCを務められ、番組内で国の重要無形民俗文化財である竹崎観世音寺修正会鬼祭が紹介されます。

 ぜひご覧ください。

歴史民俗資料館について


太良町歴史民俗資料館

施設概要
太良町歴史民俗資料館は、町内の歴史・民俗芸能に関する資料の保存と活用を通じて、地域の文化振興と郷土愛の醸成を目的として、昭和57(1982)年に設置されました。
館内は、4つの展示室に分かれており、各テーマに合わせた展示を行っています。約2000点の収蔵品がありますが、そのほとんどが太良町民から寄贈された品です。
また、町の歴史に関するレファレンス業務を行っています。入場料は無料で、どなたでも入館できますので、気軽においでください。
展示資料について

■ 第1展示室  考古・歴史資料 (資料館1階)

(1)太良町の歴史

 太良町の歴史を年表で紹介しています。また、縄文時代の石器とみられる磨製石器や黒曜石の石鏃、弥生時代から鎌倉時代のものと考えられる土師器や須恵器の破片など、町内各地で発見された考古資料を展示しています。

 目を引く展示資料は、昭和39年に大字多良字峰付近の畑で、ほぼ完形で発見された土師器壺甕棺です。町内から出土した土器では最大のものになります。昭和51年2月に太良町指定重要文化財に指定されています。


(2)太良町の文化財

 国指定重要文化財「竹崎観世音寺修正会鬼祭」といった、町内の指定文化財に関するパネル展示を行っています。


(3)太良町で受け継がれる伝承芸能

 町内で開催される祭りやおくんちなどで使用されてきた面や楽器といった、各集落に引き継がれてきた伝承芸能に関する資料を展示しています。

 

■ 第2展示室  漁撈資料 (資料館2階)

 太良町は、町の中間に位置する里地区を境に、北側は干潟海岸、南側は岩石海岸に分かれています。第2展示室では、この特色ある有明海の海岸環境で行われてきた漁撈に関する資料を展示しています。

 平成24年から休漁が続いているタイラギ漁で使用されていた潜水具も展示しており、この町特有の展示品となっています。

 

■ 第3展示室  衣・食・住資料 (資料館2階)

 明治時代から昭和中期頃まで実際に使用されてきた、甕や水汲桶、木製の食器類といった生活に欠かせない食に関する道具や、手廻ミシンや裁ち台といった裁縫用具、手巻き蓄音機や真空管ラジオといった娯楽機器など、昔懐かしい衣食住に関する資料を展示しています。

 また、子どもたちが使っていた“お手玉”や“おはじき”といった昔遊びの品々も展示しています。


■ 第4展示室  農林業資料 (資料館奥 別棟1階)

 昭和中期頃までの農業や林業の現場で用いられていた用具の展示を行っています。

 具体的には、米作りに使われていた脱穀機や箕、養蚕に用いられた糸車や機織り機など、さまざまな用途に用いた農機具や、多良岳山系での木の伐採に使用されていた大型の鋸を展示しています。

 また、太良町に関係する方々(油津区出身の画家・吉田翠氏など)から寄贈された絵画や書道作品などの美術品も展示しています。 


展示室フロアガイド



■ 資料館各種パンフレット

資料館案内パンフレット(日本語版) (PDFファイル; 1680KB)

町内指定文化財位置図 (PDFファイル; 1144KB)

施設の基本情報
施 設 名

太良町歴史民俗資料館

住   所

〒849-1602

佐賀県藤津郡太良町大字多良1番地11

電話番号

0954-67-2139(直通)

開館時間 午前9時00分 ~ 午後5時00分
休 館 日
  • 毎週日曜日
  • 毎週月曜日
  • 国民の祝日
  • 年末年始(12月29日~1月3日)
  • 館内整理期間
このページに関するお問い合わせ先

社会教育課 文化振興係

〒849-1602 佐賀県藤津郡太良町大字多良1番地11(歴史民俗資料館)

電話番号:0954-67-2139

FAX:0954-67-2012

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