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第5回太良町地域福祉計画策定委員会議事録

更新日:2015年3月15日

1 日時

平成16年12月21日(火曜日)15時00分~17時00分

2 場所

太良町総合福祉保健センター(しおさい館)2階研修室

3 出席委員

久保委員、岩田委員、鶴田委員、大串委員、恵崎委員、岩本委員、佐藤委員、田中委員、森委員、金子委員、川島委員、田代委員、永尾委員、山田委員、待永委員、末田委員

事務局:新宮善一郎、毎熊賢治、片山博文

4 内容

  1. 開会
  2. 議題

(1)前回の確認事項
(2)太良町地域福祉計画(素案)の検討について

 

事務局:ただいまより太良町地域福祉計画策定委員会を開催いたします。田代先生より議事を進めていただきたいと思います。
 
委員長:前回までの確認事項について事務局から説明してもらいます。
 
事務局:前回の確認事項ということで説明いたします。前回の第4回太良町地域福祉計画策定委員会は5月27日にしおさい館で12名の委員に出席していただいて開催されました。主な議題としては太良町地域福祉計画策定業務について検討をいただきました。内容としては、太良町地域福祉計画理念について前回、検討していただいた項目で「住み慣れた地域でともに支えあう町づくり」「誰もが生き生きと共に助け合い地域で暮らせる安心の町づくり」「夢や希望が見える町」「安心して子育てができる町」「自然とともに生き生きと支えあう町」「福祉の輪がふくらむ町」以上の6項目の中から太良町地域福祉計画の理念について太良町の福祉の町づくりにイメージの合う意見を出してもらいました。俳句でつくってみるといいと言う意見やすべての人が平等という意味を使って欲しいと言う意見などすべての委員の方々の意見を頂いての検討の結果、「自然のなかで共に支え合い、生き生きと暮らせる安心のまちづくり」という理念に決定しました。2点目に「地域で福祉を考える会」を開催していました。その中での資料の意見を聞きました。主な意見としては、どこに行けばそのような福祉の情報を受けられるのか、受け手のほうからは常に情報は流して欲しい。民生委員と福祉協力委員との連携や福祉の情報交換、子育ての方や障害者の方がどのような要求をしているのかわからない、ネットワークの構築についてなどの意見がありました。今後は更なる検討をしていくと言うことで閉会いたしました。以上です。
 
委員長:つづきまして、太良町地域福祉計画素案について説明をしてもらいます。
 
事務局:(太良町地域福祉計画の素案について説明)
 
委員長:素案について説明がありましたが、地域福祉計画(素案)の34ページ以降が具体的に計画と実行の全体がしめしてあるので、意見等を頂ければと思います。それぞれの立場なり検討された意見があると思います。全体の構成などの意見はありませんか。項目がありますので、その度ご意見をお伺いすると言うことでよろしいですか。
地域福祉計画の基本的な考え方ということで、2ページから3ページというのは全体の社会福祉の状況とか太良町が取り組んできたニーズの施策のうえにたって計画が作成されています。地域福祉計画というのは、社会福祉という法律の中で行っていると言う説明が書かれています。
4ページが計画の位置づけで平成17年度から21年度までの5年間の計画期間を書かれています。5ページから、太良町の現状と課題、太良町の地域福祉ということで、地域の中には高齢者や障害者などいろんな方が生活されています。いろんな方が生活しやすくするためにはどのように作っていくのかということが綴ってあります。高齢者の福祉サービスと障害者の福祉サービスと子育て支援の3プランが実施された検討結果が記載されています。
社会福祉における実際の活動状況を、太良町における福祉サービスでさまざまな人がどのように活動されているかということが、項目ごとに記載されています。ボランティア活動状況も載っています。太良町の社会福祉協議会で実施された町民の皆さんへの福祉ニーズアンケート調査や西九州大学生から手伝っていただいた訪問調査による、ニーズ調査の結果が書かれています。この中から福祉ニーズを明らかにしています。27・28ページからそれぞれの障害者の方や、子育て中の方々の調査をグラフに表しています。このような型での調査結果報告は全国に例がない。「月間福祉」という全国版の雑誌がありますが、その雑誌に太良町の社会福祉協議会がどのように取り組んできたかということが記載されていました。ニーズ調査の中でアンケートに答えるほかに自由意見が大事。こう言うところをトータルで見た場合に、太良町地域福祉の課題はなんだろうかと見ていくのが大事だと思う。
ここまでやってきた1年の計画を立てる場合に現状、その他の結果を見て、そういう活動があっていろんな課題などを整理したということを踏まえて意見を頂きたい。
 
委員:成年後見制度はどのような制度なのですか?
 
委員:成年後見制度について説明
 
委員:相談窓口の場所の設置は、場所的にどこがいいか?みんな身近なところがいいのではないか。
 
事務局:「考える会」でもこの相談窓口のコーナーを設けないといけないといろんな意見がありました。今、考えているのは誰もが来やすい所、施設(介護支援センターとか)の中にある所、具体的に「しおさい館」など役場よりこう言う施設などがいいと思う。
 
委員:私が一番してもらいたいのがNPO法人についてですが、こう言うのは早くやるべきだと思う。
 
委員:社協としては、来年2月にNPOとボランティアで講演会を設けております。その後、質問時間も設けていますので、参加いただければいいかと思います。
 
委員:NPO法人ということを知らない人が多い。
 
委員:去年の福祉まつりの時にNPO法人の方に来てもらい2時間ほど説明をしてもらいました。皆さん興味があられたようでした。
 
委員:「考える会」でもNPO法人たらの里からきていただいて、説明していただいた。
 
委員:太良町地域福祉計画の中で、たくさん社会福祉協議会と行政と一緒にやるんだと言うことを盛り込んでいただいた、と言うことが非常にうれしく思います。一つ一つ企画を実現できるということが社会福祉協議会は活性化するじゃないかと強く思う。ネットワークの構築とありまして、区長、民生委員、福祉協力員、老人クラブ、婦人会、PTA、支えあいネットボランティア等で構成する「地区支えあいネット」をすべての地区で組織化を推進します。とありますがこのことはリターン地域福祉というのにつながっていくのではないかと思います。地域で解決して地域で考えて動いていただくということがあればいいと思います。「地域で福祉を考える会」と「やってみゅう会」を発展解消し、新たな住民参加組織を作り、太良町の福祉のまちづくりについて定期的な話し合いを続けていきます。これは非常に大事と思う。社会福祉協議会は住民の声を聞きながら、といいながら訪問調査をしつつ声を聞くというやり方をしてきました。「地域で福祉を考える会」「やってみゅう会」の中で適切な話し合いということがいかに大事だと言うことがわかりました。
 
委員:素案をみて、よくできていると思います。35ページの施設の体系とありますがこれをやっていくことは大変だと思う。
 
委員:この資料はとてもよくできている。新しく製本されるときは、無料ではなく有料で見やすく作って欲しい。
 
委員:岩田委員から言われたようにネットワークの構築が先決問題と思います。個人の考えとしまして、地区ネットワークの前に各地区(班)ごとに小ネット作りが大事と思う。何かがあった場合の連絡先を把握する必要があると思う。
 
委員:社協にあると思いますが、民生委員に頼んで一人一人のカードを作ったと思いますが、現在もありますか。
 
委員:年齢に関係なく必要のある方は個人のカードを自宅用、民生委員用、社協用と作っています。
 
委員:相談員のことがありますが、相談員を作る場合は全体での呼びかけでは一部で決まることがありますので公募でしていただき、相談員を選べるように幅を持たせて欲しい。ボランティア活動をしたくてもどうしたらいいのかわからないことがあります。ボランティア活動ができるような行事などを毎月の日程等を具体的に流していただきたい。子育て支援から、若いお母さん方が息抜きをしたいと思いはあられますが、預けると言うことになれば不安になると言われます。公共施設で子育て相互支援の活動ができる場を考えていただきたい。
 
委員:50ページのボランティア活動を促進するため活動拠点として地域の公共施設、活動費の助成、活動する機会や場作り等を推進していきます。とありますがボランティア活動する方は、有料ボランティアでもいいでしょうか?地域の公共施設、活動費の助成とあるが、子育て支援は有料ですので活動しやすいようになれたらいいと思いました。NPO法人の講演や地域で福祉を考える会ややってみゅう会など子育て中の方々も参加できるように会場の近くに託児所を設けてもらい、その時に「チャイルド・たら」のほうに声をかけてもらったら活動する場ができるのでやってもらいたい。46ページの総合移送サービスのところですが、別例で高齢者から子育て支援まで広い範囲以内での支援を行います。ということで内容的には子育て相互支援に似ていますが、子育てだけではなく高齢者から介護保険対象外の方を対象にして、手伝いする内容としては洗濯、食事、買い物、掃除などをやれるものでそうゆうものを太良町でも立ち上げてもらって、町民の方・子育ての方でもできないかと思いました。総合移送サービスも検討だけではなく、実施できるのではないかと思う。
 
委員:資料を読んで「地域で福祉を考える会」で検討された意見を反映されていて両方の計画を立ててあるので地域に合った計画と思う。医療と福祉が一体していかないといけない。実際に医療の場がどれだけ入っていけるかと考えて、医療スタッフがもっと地域福祉の中に入らないといけないと感じました。あと、相談窓口とかありますが一番必要と思うのは、移送サービスは良いシステムなので病院でも受け入れられたらいいと思う。けど、受けるばかりではなくプランの中に入っていきたい。みんなが良く知り、病院で何が出来るのかもう一度考えていきたい。
 
委員:これだけ策定委員会と考える会でも話し合った内容ですので、一つでも二つでも具体的に実現できるようになればよいと思います。具体的に今すぐできることは、すぐにでもやるべきだと思う。たとえば「安心のまちづくり」ということで災害等への対策とありますが、災害の放送が聞き取りにくいと考える会での意見でもありますが、聞こえない、聞きづらいです。これは改善できることだと思いますのですぐにやれることはやって欲しい。そして、消防団との連携とありますが、その日の朝に放送があり、出動してほしいとあっても皆さん仕事もあり集まりづらい。前日にわかっているのならばその地区の部長なりに連絡を取ってもらい一言言ってもらったら出動できると思います。
NPO法人ですが、福祉に関するNPO法人がよそにあるとして、自分がやっていることを太良町に広めたいということで、講演や発表などをさせてくれとあれば対応はできますか?
 
委員:いろんなNPOがありますので、お互い勉強になると思います。
 
委員:町内だけではなく町外からの対応もなされたほうがいいと思う。
 
委員:町内放送が聞こえないと言われていましたが、どこの地区ですか。
 
委員:北町ですが、針牟田よりになりますと、ますます聞こえづらいという意見がありました。
 
委員:すべてのことが初めてで素案をいただき太良町に住んでいても知らないことが沢山あることに気づきました。素案の中にある『自然となかで共に支え合い、生き生きと暮らせる安心のまちづくり』とありますが、すごくいい雰囲気でできていると思います。
 
委員:総合相談窓口ということで、たとえば高齢者用、障害者用とまとめた相談員を作るのか、それとも別々の窓口を作るのか。私は別々に作ったほうがいいと思います。私は障害者ですので高齢者のことを聞かれてもわからない。役場の方でも何でもかんでもわかるとは限らない。
 
事務局:今後は、分野別に設置していったほうがいいと思っています。検討中です。
 
委員長:問題を解決しないと意味がない。ぐるぐる回るのではなく、一つの所で相談できるような相談窓口があることが理想だと思う。
 
委員:民生委員で大浦校区と多良校区に相談窓口を開いていました。めずらしいこともあってお客さんもいらしていました。同じ地区の方が相談委員として窓口に居られたときに「あの方が居られるのであれば行かなくてもいい。」と中に出てくる。それと民生委員も全部わかっていることはありません。100%わからなくても方向性を教えてやるそうゆうこともアドバイスしていてもいいと思う。素案にも書いてありますが掘り下げて検討するべきだ。
 
委員長:相談対応に問題がいっぱいあります。
 
委員:地域で福祉を考える会でもありましたが、相談窓口とはその方が相談にのるだけではなく、行きたいところがわかるような、そう言う窓口を役場や社協との連携をとり、道案内をして欲しい。
永尾委員さんの提案がすごく良かったと思います。病院は看護師さん達が忙しすぎて話ができません。病院から医療情報を流してもらいたい。
 
委員:院内については構わないが、院外にとってはどこまでPRができるのかわからない。
 
委員:ある病院では医者が思っていること、患者が思っていることが書かれている。太良町立病院からも医師の考え、患者、看護師の考え方を広報誌として作成して欲しい。ちょっとした交流ができると思う。
 
委員長:医療に対する情報のニーズは高い。今後、検討するべきである。
 
委員:ボランティア=(イコール)でしゃばりと思われている。皆さんの意見を聞いていると意欲が出ました。
 
委員:素案を見て考えましたが、この素案の中に付け加えてもらいたい。成年後見制度やNPOなどの用語の説明をつけて欲しい。それと、考える会などでも意見が出ましたが、検討時期が遅いと思う。検討期間がどのくらいなのかも載せてもらいたい。作ってばかりではなく、成功する場合もあると思いますので評価をしてもらいたい。
 
委員長:用語をわかりやすく伝えることは大事。評価ということは計画倒れに終わらないためには大事である。評価していかないといけない。
 
委員:もう一点、地域通貨の件を入れてください。
 
委員:男女共同参画の件をもっと入れて欲しい。
 
委員:「地域福祉策定計画」これを推進していくということは、ボランティアの力で推進していくと思う。今後は、培ってきた福祉経験を民生委員OB会を作りOBとしてお手伝いをさせていただきたいと思う。
 
委員長:いろんなことを話した結果が形になったと思います。素案で3つの目玉があったと思います。1つが「総合相談窓口」はどんな形でつくるのか。次に「地区支えあいネット」地域の中で支えあうにはどうやって作っていくのか。「総合移送サービス」では地域の中で移送はどうやって解決していけばいいのかということが、考える会でも一番出た話しだと思う。大事だからこそ十分検討して実施に向けて推進していくべきだと思う。その他としてこの計画を太良町住民に知って欲しい。事務局として素案をどのように進めていくのか。
 
事務局:今後の素案は、各団体の方へ意見を聞くために送付する予定。あと、住民の方にも見てもらいたいと言うことで、縮小版を作成して各家庭に配布したいと思う。素案を役場、支所、公民館、社協等に置き、「福祉ニュース」で各場所においてあることを載せ、それに対してご意見等がある方は、意見箱を設置していますので意見を頂きたい。
 
委員長:これに対して意見はありませんか。
 
委員:意見箱とありますが、意見があった場合にはどう対応されますか。
 
事務局:素案に対しての意見を聞くためで、問題解決するためではありません。「こうして頂けたらいいのでは?」という案などありましたら公表いたします。役場への要望ではなく、素案への意見として理解していただきたい。
 
委員:意見を出した方は気になると思うから、役場からの広報などに取り上げて欲しい。
 
委員長:予定されていた議題を終わりたいと思いますが、その他でありませんか。
 
事務局:ありません。
 

委員長:閉会

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