太良町町勢要覧
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42 太良町は佐賀県の最南端に位置し、県下最高峰の経ヶ岳を含む多良山系を頂点として東の有明海に向けて扇状に拡がる風光明媚、山海の食に恵まれた町です。 多良岳から拡がる丘陵地は「たらみかん」を育て、豊饒の海有明海は「竹崎カニ」や「竹崎カキ」などを育んでいます。 太良町の豊かな自然と温暖な気候から生まれる山海の食材は、天からの恵みだけではなく、そこに先人の知恵とたゆまぬ努力があってこそ生まれたものです。 変動激しい経済社会にあっても、私たちは、先人の知恵と思いを継承し、自然と共生しながら、地域の豊かさを次世代に継承していかなければなりません。 町勢要覧の作成にあたっては、豊かな自然環境やこれまで先人たちが築いてこられた地域の伝統、文化など価値ある貴重な地域資源を活かしながら、いろいろな分野で活躍する町民の方々の姿を通して豊足の里「太良町のタカラ」と「太良町のチカラ」を紹介しています。 今回の町勢要覧発刊が太良町の人と自然の豊かさをご理解いただく一助になれば幸いです。発刊のごあいさつ太良町長岩島 正昭

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